ひょっとして、自分はED?スコアをつけてみよう!
勃起障害は英語でED:erectile dysfunctionといいます。
むずかしくいえば、
満足のいく性行為に十分な勃起を達成できない、もしくは維持できないこと
という定義が一般的につかわれます。
詳しい話や検査をしないと正確な診断はむずかしいですが、まずは検査で使う問診表をつけてみましょう。
国際勃起機能スコア(IIEF-5)
これは勃起障害のひとによく使われる問診表です。
だいたい17~21点が軽症、12~16が中くらい、8~11が重症にわけられます。
これに当てはまればかならずEDというわけではないのでご安心を。
EDの割合
日本でEDの男性はいったいどのくらいいるのでしょう?
文献によりますと、
日本において、20-39歳でも性交中に勃起障害があるひとは4.7%います。
これは人口の数で考えると、じつに84万人!
意外と多いですよね、中折れしちゃうっていうひと、落ち込まないでください!
意外と同じ悩みを抱える男性はいるんです!!
40代以上の割合は以下のグラフのようになります。
上のグラフをみるとわかるように、やっぱり年齢が上がるにつれて勃起障害の割合は増えていきます。
50代に入るとけっこう増えてくる印象がありますね・・・。
EDのタイプと原因
機能性(心の原因)
機能性は、精神的な原因で勃起障害が起きているものです。
中折れを心配してしまう、心理的なストレス、うつ病、同性愛者である場合などさまざまなケースがあります。
39歳以下の若い人のEDは8割ほどがこの機能性に分類されます。
体は健康な男性が多いので、当然といえば当然ですが、それだけ性行為に後ろ向きになってしまう男性も一定数いるということなのです。
なるほど。
意外と自分のことを周りにさらけだせない人も多いんだろうなあ・・・。
器質性(身体の原因)
こちらは、機能性とは対照的に身体が原因でEDになってしまうものです。
原因には神経、血管、おちんちんの組織、内分泌(ホルモン)の問題があります。
混合性(どちらの要素もある)
この原因は糖尿病、ケガ、年齢などがあげられます。
そのほかにも薬が原因で勃起障害がでてくることがあります。
違う病気でおくすりを飲んでいるひとはよく調べてみるとよいでしょう。
中高年の年代では、器質性と混合性がEDの原因の6-7割をしめると言われています。
タタないのは男性だけの問題ではない
世間のイメージでは、
勃起障害=男性の病気
という固定観念があると思います。
しかし、EDは子供を作りたい夫婦や、カップルにも大きな影響を及ぼします。
セックスが行えないことによって、コミュニケーションがうまくいかなくなってしまい、関係性が悪化してしまう危険性だってあります。
もし現在EDの症状で悩んでいるのであれば、ご自分で情報を集めたり、クリニックや泌尿器科に相談するのもよいでしょう。
以上です。少しはみなさんの学びにつながったでしょうか?
素敵なセックスライフを送りましょう。
それでは。
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